2017年2月15日水曜日

クラッチプレートに関する報告。

Yellowです。
見出しの件につきましては、以下の通り。

クラッチプレート交換。
ダイヤフラムクラッチについては、管轄外ですので、北村さんを参考頂くこととし、当方は湿式クラッチにつき実体験に基づくご報告を致します。

この程、純正状態クラッチプレートのカスマタイズを行いました。

車両はRTL300Rです。
クラッチスプリングの交換はしていません。
コルク板4・紙板2(純正)→コルク板6・紙板0

考察
既存の通り紙板が多ければ、繋がりマイルド。
紙が多いとクラッチは怠く繋がる。
コルク多いとクラッチは鋭く繋がる。

オールドテクニックは紙が多い方がとよい。
〇理由
・マイルドな繋がり
・エンジン動力が緩やかに伝達
・アナログ的で人間味のある操作感
・総じて、コントロールし易い

現代版テクニックは、コルクが多い方がよい。
〇理由
・ダイレクトな繋がり
・エンジン動力が素早く伝達
・デジタル的で機械的操作感
・総じてピーキーだが、動力効率は良い

コルクが多いと、エンジンが冷えている際、張り付いて一発目が危ない。
紙が多いと、スチールプレートに対する摩耗が強い(攻撃性が高い)。

使用報告
前記のとおり、クラッチの繋がりは鋭くなり、当方の意図したとおりの結果となりました。
クラッチの繋がりについては、其々の方の好みがあるため、「これがベスト」とは言い切れませんが、私好みにはなった模様です。

組み換えの際、鉄プレートに対する紙プレートの攻撃性が如実に表れておりました。
耐久性については、コルクのほうが総合的にあるのかもしれません。
今回、8か月使用(週1,2回練習)の交換でしたが、比較的きれいな状態でありました。

長期使用による摩耗が、クラッチのタッチの違いを生じさせることは明らかです。
予算が許すのであれば、定期的な交換が望ましいと思料されます。

報告は以上。

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