2017年3月4日土曜日

考察。エンジン回転数を上げないことによるデメリット。

こんばんは、Yellowです。
見出しの件については、以下のとおり。

エンジン回転数を上げないことによるデメリット。
結論としては、単純明快、「運動エネルギーが足りない」です。

生身の人間が、高いところにジャンプするとき、つま先だけで飛んだりしませんよね。
全身を大きく使って、上方に急激に伸び上がると、自然と高く飛べます。

トライアルについても同じで、小さな動作(エネルギー)で高いところには飛べない・行けない・登れない、これ必然。

ボディアクションを極めれば、多少高いところでも人力だけで行けるでしょうが、何メートルもある大岩を登破するためには、「超人ハルク」「スーパーマン」のような、アメコミヒーローのような特殊能力がないと無理。

トニー・ボウさんや藤波貴久さんがアメコミヒーローではないのは確かなので、人力だけであ〜んな重力を無視したようなテクニックを、特殊能力無しにできないことは分かりますよね。
だから、世界ランカーの方々であっても、多少高いところしか、ボディアクションではいけない次第。
ましては、我々のような一民間人におきましては、さらに低いところしかいけませんよね。

で、何が違うのかと言いますと、バイクの御力を最大限利用しているわけ。
某の乗っているRTL300Rは、普通のバイクに比べれば随分非力に聞こえるかもしれませんが、約20ホースパワーですよ。
馬🐎20頭分。

75kgのバイクと、72kgの人間をすっ飛ばすには十分すぎるでしょう?

最大出力がそんなもんだから、多少のステアケースやヒルクライムは上がれない方がおかしいと思うのです。
上がれないのは、乗り手がバイクの邪魔をしているだけです。

ですから、世界ランカーライダーであれ、一民間人サンデーライダーであれ、各個のアクションに必要な運動エネルギーさえあれば、同じアクションは可能です。

トップランカーの実走行を目の当たりにすると、見た目の派手さに圧倒され、本質が見えてきませんが、物理法則を無視したライディングは、超能力者か改造人間などのサイエンス・フィクションな人々でしか実現不可能。

同じ人類がやってることですので、「自分もできるんじゃないか?」くらいで、観覧する方が、トライアルが飽きなくて良いと思っています。

是非とも、飽くなき探究心を持って、
選手権に勝てなくとも、このテクニックはできるぜ!!
と、ライバルに力の差を見せつけてみてはいかがでしょうか?

次回の考察は、「2ストローク・4ストロークエンジンとモーター駆動の差異とについて」(予定変更しました)。
それでは、このへんで。

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